【大学教育】「考えて、書いて、伝える力」を育てる
2026年度も、大学非常勤講師として授業を担当しています。
春学期に担当している科目のひとつが、ロジカルシンキング・ロジカルライティングを学ぶ授業です。
「自分の考えを、相手にわかりやすく伝える」
簡単なようですが、実際に文章にしようとすると、意外と難しいものです。
・何を伝えたいのか。
・なぜそう考えるのか。
・その根拠は何なのか。
・どのような順番で伝えれば、相手に伝わるのか。
授業では、知識を一方的に伝えるだけではなく、まず自分で考え、書いてみる。そして、ほかの学生と共有し、もう一度考える。
個人ワーク、グループでの共有、全体での発表などを繰り返しながら、自分の考えを言葉にする機会を多く取り入れています。
文章を書くために必要なのは、文章表現のテクニックだけではありません。
その前に、「考える力」が必要です。
そして、自分の考えを相手に伝え、相手の考えにも触れることで、さらに考えが深まっていきます。
大学で身につける「考えて、書いて、伝える力」は、レポートを書くためだけのものではありません。
社会に出てからも、報告する、説明する、提案するなど、さまざまな場面で必要になる力です。
そして、AIが身近になった今だからこそ、私は「自分で考える力」が、これまで以上に大切になると感じています。
AIは、調べることも、文章をつくることも、アイデアを出すことも手伝ってくれます。
しかし、
・何を問いかけるのか。
・出てきた答えをどう受け止めるのか。
・本当にそれでよいのか。
判断するのは、自分自身です。
…日々AIを活用している私が言うのもなんですが(笑)
AIに「考えてもらう」のではなく、
AIも使いながら、自分で考え、判断し、自分の言葉で伝える。
そんな力を、学生の皆さんにも身につけてほしいと思っています。
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